私たちは一体誰の旅を見ているのか シルクロード 考察
この記事を読んでくれているそこのあなた!
おはようございます!こんにちは!こんばんは!
はしと申します!!
29回目の記事です。
さて、なんと1日に2回更新する日が来るなんて、、‼︎笑
続いてはシルクロードについて考えてみました〜^_^
※あくまで一個人の妄想だろうな程度に読んでいただけると幸いです!
※まだ観てないよ〜という方はがっつりネタバレあるのでご了承ください。
さあ、本題へレッツゴー‼︎
全てはキャラバンが握る?
さて、シルクロードは物語形式のショーですが、その時系列は少し違和感を感じるところがあります。
そこで、まずは物語になっているであろう場面をざっくりと整理してみます。
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亡国
→千夜一夜・バザール
→ 〃 ・シェヘラザードと黄金の奴隷
→ 〃 ・荒野
→インドの神々
→ダスカ
→世界の終焉
→世界の再生
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バザールの場面に関してはプログラムを見ると、老若男女や東洋人、西洋人、未来、過去が入り混じっているとされていますが、一応入れておきました。
ここで気になるのはキャラバン隊の存在。彼らが登場するシーンはほとんど入れていません。
この物語にキャラバン隊は存在していないからです。
何を失礼なことを言っているんだ!ちゃんといるじゃないか!と思われるかもしれませんが、怒らないでください。
この作品はいくつかの物語で構成されていると思うんです。
詳しくは後々説明するとして、まずはこの作品のテーマ・青い宝石を追ってみませんか?
各場面のぷち話と青い宝石
亡国の場面では亡国の青年S(彩風咲奈さん)がネックレスとして青い宝石を持っています。それを亡国の乙女S(朝月希和さん)に付け替えます。
亡国。亡くなった国。かつてそこにあった国。つまりは、過去。
昔の青い宝石の持ち主と次期トップコンビを掛け合わせた美しい場面ですね。
次に、様々な人や時間が入り乱れているバザール。
ここは物語というよりショーとして入れた場面かなと思います。
青い宝石が長い時間をかけていろんな人の元に渡ってきたんだよ、それで今回はスリが盗んじゃうよ、という感じかなと思います。
続く、シェヘラザードの場面。
先ほどのスリは黄金の奴隷になってしまいます。ですが、そこで出会うのが青い宝石・シェヘラザード。
ここでイスラム説話集である千夜一夜物語のあらすじをざっくり抑えておきましょう。
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ササン朝ペルシアのシャフリヤール王。彼はインドや中国をも治めている。
ある時、彼は妻の不貞に気づき、妻とその相手の奴隷たちの首をはねる。
女性不信になってしまった彼は、毎晩、町中の娘を宮殿に呼んで一夜を過ごしては首をはねる。
そんな姿を見かねた彼の側近の娘が正妻に名乗り出る。その彼女が、シェヘラザードである。
シェヘラザードは毎晩のように興味深い話をしては、良いところで切り上げて「続きはまた明日」と終わらせる。
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このお話とショーの場面としての物語を繋げて考えてみると、恐怖に怯えながら生きているシェヘラザードの元にやってきたのが黄金の奴隷と捉えられるのではないでしょうか。しかし、ここでは出会うだけ。シャフリヤール王が邪魔をしてうまくは結ばれません。
そして荒野。
不思議と自由の身となった黄金の奴隷の手には青い宝石が。
ですが、奴隷自身は違和感を覚えているようです。
続いて中詰、インドの神々の場面です。
以前、インドの神々について筆者が調べたものをTwitterにあげたのですが、こちらにもあげておきますね⤵︎
注目ポイントはヴィシュヌ、ラクシュミー、ラーヴァナの関係性です。
この3人の神はインド神話『ラーマーヤナ』に出てきます。あらすじをざっくりとまとめたのがこちら⤵︎
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ラーヴァナが美しきシーターを奪って、ラーマが俺の妻を返せ〜!!!と戦う。
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いや、ざっくりすぎる。笑
このラーヴァナは彩風咲奈さん。
シーターはラクシュミーの化身、つまりは真彩希帆さん。
ラーマはヴィシュヌの化身、つまりは望海風斗さん。
S12の場面で望海さんと彩風さんがダンスバトルをしているのは、きっとここからきているのでしょう。
では、一体この場面で青い宝石をどう表しているのでしょうか。
それに関して青い宝石に関するお話をもう1つ⤵︎
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17世紀、インドのお寺にあったラーマ・シータ像の目に青い宝石が埋め込まれていた。
しかし、フランスの商人によってその青い宝石は盗まれてしまう。
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恐らく、ラーマ・シータ像とはラーマーヤナに関連することであると考えられ、ラクシュミーが青い宝石であると捉えられます。
確か、この場面でも真彩さんが青い宝石のネックレスをしていたかと…。(この場面眩しすぎて目が足りないですよね…!!)
ダスカに関しては色々考えたんですが、もうここは生田先生がやりたかったんだろうなとしか考えられません。はい。笑
かっこいいからいいのです!!笑
でも、花組時代に望海さんがやっていたお役であったり、シャフリヤール王が中国も治めていたことを考えると、若干繋がるかな?という感じです笑笑
ホープダイヤモンドの呪い
さて、ここからはこの物語の真髄に入っていきます。
世界の終焉の場面で人々は争っています。命を奪い合っています。物騒ですね。
そこにやってくるホープダイヤモンド。
長い旅の中で人々の争いをたくさん見てきた、呪われているのはあなたたちだと、苦しむように歌い上げます。
ここで実在しているホープダイヤモンドの旅とはどんなものなのか、まとめてみます⤵︎
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・9世紀 インド・デカン高原にて発見
・17世紀 ヨーロッパにてルイ14世のものになるが、フランス革命で宝石は行方不明に
・1812年 ロンドンの商人が所持
・1830年以降 宝石コレクターのヘンリー・フィリップ・ホープが所持(ここでホープダイヤモンドと呼ばれる)
・1902年 ロンドンの商人の元へ、そしてアメリカの商人の元へ
・1908年 パリの商人の元へ
・1909年 別のパリの商人の元へ
・1910年 カルティエ初代の孫のルイ・カルティエが所持
・1911年 ワシントン・ポストのオーナーの息子の妻が所持
・1947年 ハリー・ウィンストンの創業者が所持
・1958年から現在に至るまでスミソニアン自然史博物館に安置
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
このように、ホープダイヤモンドは既に長い時間をかけてたくさんの地を旅していることがわかります。
その中で所持者が病気や事故で亡くなったり、ギロチンにかけられたことなどから呪いの宝石と呼ばれてしまうようになった。
命を踏みにじる世界はもう見たくないと歌いながら、目隠しを外します。
これは、本当はもっと違う世界を見たい、私には望んだ未来があるという気持ちを表現しているのではないでしょうか。
そこに繋がってくるのが、次の場面、世界の再生。
世界が終わり、暗闇の中でホープダイヤモンドが出会ったのはプロローグに出てきた盗賊(望海さん)。
盗賊はホープダイヤモンドが望んだ未来を行こう、光の道になろうと誘い、2人はしっかりと結ばれます。(歌詞や手を繋ぐ振りからも見て取れる、分かりやすい場面ですね)
ここでポイントなのは後ろに広がる世界。
プログラムには”光を取り戻した世界”とあります。
つまり、それはホープダイヤモンドが望んだ未来であると考えられます。
そしてそこにいるのは二羽の白鳩。(彩風さんと朝月さん)
白鳩は平和や愛、夫婦の象徴と言われています。新しいステージの始まり、夫婦円満といった言葉もあるようです(なるほど、そういうことか、生田先生やりおったなあという感じ)
ホープダイヤモンドが望んだ未来=さききわの世界と言っても良いかもしれません。
シルクロードは誰の旅?
さあ、お待たせいたしました、キャラバン隊の登場でございます。(お待たせしすぎ←)
フィナーレ最初はキャラバン隊の場面です。
その手には、なんとあの青い宝石が…!!
ということは、これまでの物語自体が過去のお話か?てことは、亡国の場面は大過去?(英語じゃないんだよ←)
まとめると、大枠としては私たちが見ているのはキャラバン隊の旅であると考えられます。
そしてその中で彼らが所持している青い宝石・ホープダイヤモンドとそれに関わる盗賊の旅が物語として語られている、ということになるのでしょう。
キャラバン隊=退団者
ホープダイヤモンド=真彩希帆さん
盗賊=望海風斗さん
なるほど、やってくれましたね、生田先生。
トップコンビと、その他の退団者の旅の物語なのですね。
そして、雪組としての物語でもある。
これは3つの旅で構成されたショーなのだと、筆者は思います。
新たな道を行く者。
次に続く道となる者。
新しい世界をこれから作り上げていく者。
それぞれがぞれぞれの旅をしているその姿は眩しく、儚く、そして美しい。
4/11のその日まで、無事に旅が続きますように。
そして、その後のそれぞれの旅も美しいものでありますように。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました🙇♂️
次回‼︎
次の記事は雪組千秋楽になるかと思います。
#愛してるよ宝塚歌劇団
はし。
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ルイの生きる原動力 〜謎の女と小さな炎〜 fff考察してみました。
この記事を読んでくれているそこのあなた!
おはようございます!こんにちは!こんばんは!
はしと申します!!
28回目の記事です。
お久しぶりでございます。
ありがたいことに雪組さんを東宝でも一度見ることができました。
A席の最前。
fffは2階席からも見たいなと思っていましたが、想像以上に最高でした‼︎
今回は雪組公演について、筆者なりの目線で考察してみようかなと思います!
※あくまで一個人の妄想だろうな程度に読んでいただけると幸いです!
※まだ観てないよ〜という方はがっつりネタバレあるのでご了承ください。
さあ、本題へレッツゴー‼︎
小さな炎の存在
まず、笙乃茅桜さん演じる小さな炎の存在について紐解いていきましょう。
小さな炎の登場シーンをまとめてみると以下のようになります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・第2場 プロローグ 〜fff〜
・第5場E 革命の記憶-ボンの丘-
・第5場G ハイリゲンシュタットの遺書
・第6場 野外コンサート
・第11場A ウィーン会議
・第12場 ブロイニング家の居間
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この場面で小さな炎自身が”小さな炎として”登場します。
ダンサーとして現れていますね。
fffには他にも明るい炎が登場するシーンがあります。
ルイの幼少期。奏乃はるとさん演じる父・ヨハンから厳しい指導を受けている場面。(第5場A)
ここで見ておきたいポイントは母。机の上に一本のろうそくが輝いています。
ルイは父の厳しい指導に泣きながら応え、場面は選帝侯宮殿での御前演奏会へと転換していきます。(第5場B)
ここ。場面転換の際に母は机とともにセリ下がります。
と同時に、ろうそくの火を消しながら下がっていくのです。また、ここで母を演じているのは、小さな炎と同じく笙乃さん。意味のある配役ですね。
では、その消えた炎は一体いつ戻ってくるのか——。
それはブロイニング家です。
お礼としてもらった勉強のための本の中に、それはあるのです。
「しっかりおやりなさいよ。くらがりを照らすちっさな炎はこの中に…」
このことはゆめ真音くん演じる執事の台詞から見てとれますね。
その後のルイの人生には必ずと言って良いほど小さな炎が存在しています。
が、それが消える瞬間があります。
裏切りや失望、孤独を経験したルイは故郷・ボンに帰るも、ロールへンの死を知らされます。
全て失ったルイ。それを最後まで支えようとするのが小さな炎。振り付けからもよく分かります。
ですが、小さな炎自身も最後は黒炎に消されてしまいます。
その後、小さな炎が小さな炎として登場することはありません。
一体、ルイにとって小さな炎とはどういった存在なのでしょうか。
時には、母。
時には、音楽への思い。
時には、生きることに前向きな気持ち。
小さな炎はルイの生きる原動力を象徴したものなのではないでしょうか。
ウィーンへ向かおうと決意するときや、音楽の力で世界を変えてみせると歌うとき、次々と新作を生んでいるとき、まだ俺は指揮をすることができると言っている時など…。
全てはルイが前を向いて生きようとしている時なのです。
小さな炎は生きようとするルイの心を燃やしてくれていたのでしょうか。
不幸は不幸なのか
誰だって、ただボーッと過ごしているだけでは心は燃えないですよね。ルイにも生きてやる、世界を変えてやると思えるほどのきっかけがあります。
それが、不幸。
父の厳しい指導。
ロールヘンとゲルハルトの婚約。
ジュリエッタへのプロポーズの失敗。
ナポレオンの裏切り。
ゲーテへの失望。
もちろんここに難聴も含まれるでしょう。
皮肉にも父の厳しい指導や御前演奏会の経験があったからこそ、「音楽という芸術を全ての人間のものにする」という考えが生まれたのではないでしょうか。
振られたり、難聴になったからこそ、仕事に集中したのでしょう。(これは台詞から分かりますね)
ナポレオンが皇帝になった際には、音楽で世界を変えてやるという気持ちが爆発します。
ゲーテに失望した後も、難聴がバレても、指揮を続けようとします。
なんとも心苦しいですが、不幸をきっかけに命を繋いできたように見えます。
謎の女の正体と存在意義
謎の女。一体、彼女は何者なのか。
少し不気味でそれでいて少しかわいい(きぃちゃんだからかな)不思議な存在です。
最後に彼女自身から告白されます。
この世の全ての苦しみ。悲しみ。不幸。
謎の女は人類の不幸であることが明かされます。
最初は喪服のような黒いドレス、次にピンクの可愛らしいドレスを着ている謎の女ですが、正体を明かす時の黒い服はボロボロ。スカートの裾を見ると、まるでちぎられたようになっていますし、靴下や靴も履いておらず裸足です。
人類全ての不幸を背負っているかのようなそのボロボロの姿は、ここまで見せてこなかった本来の姿なのかもしれませんね。
では、ルイにとっての謎の女とは一体どのような存在だったのでしょうか。
ここで小さな炎と同じように登場シーンをまとめてみます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・第2場 プロローグ 〜fff〜 (カゲソロ)
・第3場C アン・デア・ウィーン劇場-ロビー-
・第4場A 〃 -劇中劇-
・第4場B 〃 -ロビー-
・第5場C 不幸の記憶-ボンの路上-
・第5場F ナポレオンの戴冠式
・第7場,第9場 ルートヴィヒの下宿
・第11場A ウィーン会議
・第13場B 彼女の名前
・第14場 最後のシンフォニー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どうでしょうか。
人類の不幸であるように、ルイが不幸な時、あるいはこれから不幸になるであろうときに現れます。
全て失った時、ルイは疫病神だと思っていたその存在を求めます。
しかし、そこに現れるのはナポレオン。(夢の中だけどね)
何もかも失って夢の中でナポレオンに聞かれた最後の問い。
「生きることは不幸だ。不幸に敗北するか?それとも不幸に戦いを挑むか、それとも…」
ルイは敗北も、戦いも挑まず、不幸とともに生きることを決めた。
それが、運命の恋人だった。
ルイは不幸な人生を歩む運命だった。
ルイにとって不幸は運命だった。
不幸を原動力に生き続けた、曲を書き続けた。
そんな人生だったのでしょう。
全ての答えはポスターの中に
ここで鳥肌が立つのが小さな炎と謎の女の関係性です。
前述した小さな炎と謎の女の登場シーンを見比べてみると、2人は同じ場面には登場しません。
一切被っていないんです。(第2場の謎の女はカゲソロのみのため被っていないものとみなします。)
且つ、小さな炎はルイが前を向いている時の生きる原動力の象徴。
謎の女はルイが不幸(=生きる原動力)な時に現れる人類の不幸の擬人化。
つまり、小さな炎と謎の女は表裏一体であると考えられます。
ここでポスターを見てみましょう。
謎の女の手には炎が。
答えは最初から出ていたのですね。すごい。
ラスト、皆が白いお衣装を着ている場面。
この場面では謎の女は不幸という名のルイの運命の恋人として存在しています。
それでは表裏一体の相手、小さな炎はどう存在しているのか。
プログラムを見てみると「マリア 笙乃茅桜」とあります。ルイの母です。
もちろん、笙乃さんは母役もしているのでその通りの配役かもしれません。
ですが、不幸を運命として捉えることができるようになったルイにとって、小さな炎という象徴は必要なくなったというメッセージも込められているのではないかと思います。
fffは一度見ただけではその世界観や歌声に圧倒されてすぐに解釈をすることは難しい作品かもしれません。(台詞を聞き漏らしてしまったらついていけるのかな感は否めない。)
ともに歩んできた望海さんと真彩さん。
2人の間でしかわからない思いや感情があったはず。
そんな2人が一緒になって最後に作り出す雪組のシンフォニー。
最高じゃないですか。
自分の解釈を言語化するのは難しいですね。
「生きることは苦。生きている以上、それから逃れることはできない。
だが、それはあなただけじゃない。生きとし生けるもの全てがそうだ。
さあ、あなたはあなたの不幸をどう生きる?」
上田先生はそのようなメッセージをこの作品で表現したかったのではないか、そう思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇♂️
次回‼︎
シルクロードについて考察してます。
すぐに更新します〜^_^
#愛してるよ宝塚歌劇団
はし。
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まかまど見納め。 アナスタシア観劇してきました!
この記事を読んでくれているそこのあなた!
おはようございます!こんにちは!こんばんは!
はしと申します!!
27回目の記事です。
今回は宙組公演『アナスタシア』の感想を述べていきたいと思います〜〜!!
さあ、本題へレッツゴー‼︎
物語の陰影とクッション
今回の物語にくっきりと陰影をつけたなと感じたのがキキちゃん演じるグレブ。
敵役ではあるけど敵役ではない。
そんな存在だったように思います。
アーニャが大好きなグレブさん。
それでも自分の役目を果たさねばならない。
色々と葛藤するお役かなと思いました。
歌も素敵で、全体的に楽しいミュージカルという印象の強い作品ですが、グレブが出てくることではっきりと色が変わるので重さも伝わってくるなと感じました。
それぞれが、それぞれの葛藤を抱えている中で物語のクッションもなるのが、ずんちゃん演じるヴラド。
月組シャルルに続いて95期におじさんの波が来ているのか!?!??←
ヴラドはチャーミングなおじさんでしたねえ☺️
ヴラドおじさんはこの物語の明るい部分を担っていると思います。
アーニャとディミトリがパリへ向かうのは、ヴラドおじさんがいなければ出来なかったですしね。
そして相手役、そらぴ演じるリリーとの絡みも可愛らしい。
2人でいる時のラブラブな感じと
2人の他に誰かいる時の尻に敷かれた感じもかわいいですよね!
あまりにもまかまどすぎる物語。
筆者、まどちが次期花組トップ娘役に、
舞良さんが次期花組副組長に、
という人事発表の前に観劇しました。
まどちがもう専科に行ってしまうことは分かっていたので、"まかまど"の見納めと思って見ていました。
ということを前提に書きますね。
それを踏まえて、
このアナスタシアという物語はあまりにもまかまどすぎる。
この2人は最初からこの物語で別れることが決まっていて、そのためにコンビを組んだかのように見えてしまいました。(まあもちろんそんなことはないと思いますが…
"今の"宙組という家族の物語が一つの終止符を打つのかなと感じました。
そういった意味でも涙なくしては見られないお話でした。
変わりゆく宝塚、変わらない宝塚
花組の次期トップ娘役、組替えも発表されました。
月組もそろそろ次期が発表されるでしょうね。
もしかしたら男役さんの大量組替えがあるのでは、という考えも生まれてきてしまいますが、、。
宝塚は同じメンバーで行う公演はほとんどありません。
メンバーの変動があってもその組が終わるのではなく、変わるだけ。
しかし、メンバーが変わっても宝塚には変わらない何かがある。
だから何度も見にいきたいと思えるのではないでしょうか。
筆者はそう思います。
まどちも潤花ちゃんも、これからがさらに楽しみです!
次回‼︎
未定です!
チケが取れません!
先着頑張ります!!!
#愛してるよ宝塚歌劇団
はし。
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ヅカオタ3年目の新参者がだいもんとファンの関係性にときめいた話。
この記事を読んでくれているそこのあなた!
おはようございます!こんにちは!こんばんは!
はしと申します!!
26回目の記事です。
雪組大劇場公演千秋楽。ライブ中継に行ってまいりました。
いつもは観劇後の思いを熱量そのままにバアーーーッと書いておりますが、今回は少し真面目に、そしてたくさんの愛を込めて書きたいと思います。
よかったら最後までお付き合いくださると幸いです🙇♂️
だいもんの挨拶から見えたファンとの関係性
トップコンビを含め、合計で8名の皆様が大劇場をご卒業されました。
それぞれが思い思いのご挨拶を終えていき、最後はトップスター望海風斗さんの番へ。
そこには清々しくも宝塚の1つの組の顔という筆者には想像もできないような重責を背負った立派な姿がありました。
そのお姿で挨拶をしていく中で、仲間やスタッフさん、相手役のきぃちゃんへの思いを語り、その後言葉を詰まらせていらっしゃいましたね。
最後のお言葉だからこそ静かに、一言も聞き漏らさずにいようという劇場の雰囲気が伝わってきました。
でも、その思いも言葉を詰まらせた望海さんの前では良い意味で崩壊してしまったのでしょうか。泣き声が聞こえてきました。抑えきれない気持ちが出てきたのでしょうか。こうして文字にしている今も、思い出すと泣きそうです。
その後、望海さんが絞り出した言葉が、
大切なファンの皆様。
続けて、
今はただ皆様にお会いしたいです。
その一言にさらに涙している劇場の皆様の様子や、ライブ中継会場の皆様の反応に、筆者はときめいてしまったんです。
これまで18年間、宝塚の男役として歩んできた望海風斗さんとそのファンの皆様の関係性の全てがあの瞬間に詰まっていたと思うんです。
ただまっすぐな思いとして「お会いしたい」の一言がこんなにも素敵で、辛くて、寂しくて、それでいて嬉しくて、輝いたお言葉に聞こえたのは初めてでした。
宝塚の生徒とファンの関係性に涙する日が来るなんて思ってもみませんでした。
というのも、宝塚を知った頃は生徒さんとファンの近さというものに驚きだったんです。入出の仕組みにも驚きだったし、お手紙を受け取っている姿やお茶会も劇団公式ではないということにも驚きを覚えました。
今はまだ学生の身でもありますし、そこまでの応援ができないし、そこまで近づくことが怖いと思っていました。遠くから、客席から見つめるだけでいいと思っていました。
でも、宝塚の世界にどっぷりとハマり、色々と理解していくうちに生徒さんとファンの関係というのも素敵に思えてきました。
昨日のあの瞬間はその思いが最高潮に達したときでした。
入出がなくても劇場で会えている、それだけで十分、というような表現でもきっとファンの皆様は嬉しいだろうに、素直にお会いしたいと仰ってくださることが如何に幸せなことか。
望海さんとファンの皆様の関係性は筆者にとって憧れの関係です。
筆者のご贔屓の宝塚人生の終わりを迎えるときが来たら、その時のご贔屓の下級生ファンの方が同じような思いを抱いてくれるとどんなに幸せだろうかと想像してしまいました。
そのような思いを抱いてくださる方が1人でも、世界のどこかにいらっしゃってくだされば嬉しいですし、そのためにも筆者自身も悔いなく、恥じなく、ご贔屓のことはもちろん、変わりゆく雪組をこれからもささやかながら応援すると心に誓います。
雪組愛してんで
まとまりのない文章になってしまいました、、。
筆者は今の雪組に出会えて幸せです。
無事に東京も幕が上がりますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました🙇♂️
次回‼︎
まかまど見納め。
アナスタシア観劇してきました!
を予定しています。
予定です、書けるといいね!(書きなさいよ←
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理事長、版権ゲットありがとうございます!花組ナイワ観劇してきました!
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おはようございます!こんにちは!こんばんは!
はしと申します‼︎
25回目の記事です。
少し時間が経ちましたが、本日は花組公演『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』について書いていこうと思います。
いやあもうめちゃくちゃ笑いましたよ〜〜
まだご覧になってない方は、若干のネタバレご注意です!!!
さあ、本題へレッツゴー‼︎
濃い‼︎キャラが濃い!!!
今回の作品はブロードウェイミュージカルが原作とのことで、ハートフルで明るい物語の印象でした。
その明るさを作り出しているのが、個性豊かな登場人物たち。
出てくる人みんな面白い🤣
圧倒的に面白いのはひとこ演じるアイリーン!
まさかの女役、どうなるのだろうと楽しみにしていましたが、ぶっ飛んでいる笑笑
舞台上に出てくるだけで笑いをとるひとこアイリーン笑笑
いつもは王子様のようなかっこよさを見せてくれるひとこですが、今回はブロンドの美女となりました。
男役さんとは思えないほどの高い声と愛くるしいキャラで、みんな虜になってしまいます…💕
筆者もパパァ〜〜〜〜〜🥺って言われてみたいです←
ひとこ自身もだいぶ吹っ切れてやってる感じがしました。
男役さんに女役をやらせるのはどうなのかなと毎度思ってしまいますし、今回はかなり挑戦的かなとも思います。
ですが、役柄的なところもあるかと思いますが、楽しんでやってらっしゃるようなのでよかったなと思います。
そしてギャング3人衆もてんやわんやでかわいらしい。
ビリーはボーイッシュな感じで、これがプレサヨナラとなる華ちゃんの新しい一面が見れる。
とにかく"ええええええ"とか"うわあああああ"が多いデューク。つかさが演じていますが、マスカレに続いていい味を出しております。
そして、筆者が今作で1番アメリカ人を感じられたなと思ったのが、あきらさん演じるクッキー。
ウィンター家に新しく来た執事と名乗っているわけですが、このクッキーがなんだかんだ仕事をこなすんです。笑
雑な部分は多々ありますが、1番うまくこなしているのではないかと笑笑
そして物語のよいクッションとなっているのが、専科の汝鳥さん演じるベリー署長。
署長というぐらいですから、ビシッと締める存在なのかと思いきや、意外にもチャーミング💓
トップコンビに挟まれる専科さんの図もかわいらしいものでした!
笑いの中の優しさとタップダンス!
笑いが止まらないのは事実です。
特に2幕は頭から笑いが止まりませんし、後半の展開もしっちゃかめっちゃか!(良い意味です←
それでも少し切なさや優しさを感じるのは、れいくん演じるジミーの存在。
一見、ちゃらちゃらした遊び人のおぼっちゃまですが、どこか優しさのある青年だと思います。
その優しさが出ているのがれいくんの声。
基本的にチャラいのですが、ビリーといる時にしか出さない優しい声があるんです。
ビリーの根底にある柔らかい部分なのかなと思います。
そして、そして!!
タップダンス!!!!!
れいくんのタップダンスかっこいいです!
アステアを尊敬しているというれいくんが、ガーシュウィンの曲でタップをするという。
これまたわくわくしちゃいますね!
フィナーレもフォーメーションがころころ変わる楽しいものでした〜!
生徒さんピックアップ!
今回はお一人。
青騎司さん!
筆者、花組観劇の際は必ず探す下級生です。
104期生で研3の男役さん。
リアル男子なんですよね〜〜!
今回はアレックス役。
ウィンター家に遊びにくる男の子たちの中の1人です。
他の下級生の皆さんと細かくお芝居されてました!
その他にバーテンダー役とチェロ弾きのお役。
チェロ弾きのお役は、椅子にどかっと座られる姿がかっこいいので、是非下手後ろにスタンバイしてる学士4人組見てほしいです〜^_^
またバーテンダー役では台詞が…‼︎
1幕最初の台詞だったと思います。
花男の頃の、すごいや姉ちゃん!!と言ってたあのかわいい進はどこへやら、、
ちょっとずつ男役として成長していらっしゃるのだなと思うと嬉しいですね😆
梅芸でパワーアップ期待!
先日、無事に終えた国際フォーラム公演。
これはアドリブ満載なので梅芸でさらにパワーアップしそう!
版権もゲットしたそうで円盤化も楽しみですね!
次回‼︎
だいきほ本拠地卒業の日。
雪組ムラ千秋楽ライブ中継行ってきました!
を予定しています。
予定です、書けるといいね!(書きなさいよ←
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いよいよだいきほ卒業公演開幕!〜歓喜に歌って卒業の道へ〜
この記事を読んでくれているそこのあなた!
おはようございます!こんにちは!こんばんは!
はしと申します‼︎
24回目の記事です。
少々遅れましたが、
新年あけましておめでとうございます🌅
2021年。
観劇初め。
筆者、なんと人生初の大劇場デビューしてきましたあああ😆😆
後日、宝塚の街の感想もあげようかなと思ってます!
さあ、本題へレッツゴー‼︎
"今"の雪組が創る最後のシンフォニー!
いよいよ始まっただいきほ卒業公演。
感想を一言で言うならば、、
圧巻。
もう語彙力吹き飛ばされました。
まずはベートーヴェン、ナポレオン、ゲーテの三大巨星が並んだ時のこれぞ‼︎感がすごい。
完璧に出来上がっている。
かっこいいと共に、この並びも最後かと急に寂しくなったりもしましたね、、😢
だいもんだし、
ウエクミ先生だし、
ベートーヴェンだし。
壮大な悲劇くるのかなと身構えていたのですが、わりとコメディ要素もあり。
月組ピガールのスタンダップとは違うコメディ感ではありましたが、毎回のアドリブに期待しちゃいますね♪
そのコメディ要素というのもほぼトップコンビのおふたりの場面だけかなと思うので、それもまた心くすぐられますよね。
なんといってもベートーヴェンの成長過程が素晴らしい。
ひまりちゃん→あみちゃん→だいもん
特にあみちゃんがだいもんにそっくり。
あーさとあみちゃんの間にだいもんに驚きます…笑
雪原の場面。
歌や踊りもなく、だいもんと咲ちゃんの2人芝居をじっくり見られる。ウエクミ先生ありがとうございます。
あの場面はベートーヴェンとナポレオンというより、2人の男が互いのかつての夢を語り合う、、
というイメージですね。
ベートーヴェンの妄想がなにかといったところでしょうか。
そしてラスト10分ほど。
圧巻の雪組シンフォニー!!
私の耳では耐えきれないほどの音量とパワーの詰まった第九。
マスクの中で口があんぐり状態でございました。
ベートーヴェンは不幸と共に人生を歩んできた。
ですが、それをも活力として、音楽に変えてきた。
それと同じように、宝塚史上稀代のシンガーとして、だいもんはきぃちゃんとともに宝塚人生を歩んできた。
そんな2人が共に、
最後に、歓喜のシンフォニーを高らかに歌い上げて去っていく。
お披露目公演のショーで、同じ曲・第九を
♪あなたが笑顔でいられるように
みんなが笑顔でいられるように
と歌っていた2人が本当に笑顔させてくれる。(いや泣くけども…‼︎
壮大な伏線回収のように感じます。
また、今回はセット転換がすごい!
めちゃくちゃ盆回るし、
セリも上がったり下がったり。
一歩間違えれば大怪我のリスクが高そうでヒヤヒヤします😅
ですが、銀橋の使い方には驚きでした。
敢えて言葉にしません。見てほしい!
映像も駆使されていて目が忙しいですよ〜👀
ストーリー仕立てのショー・シルクロード
これまた素敵なショー!!
ターバン!!!!!
体感5秒です、うそじゃない、まじで。
個人的に1番鳥肌立ったのは千夜一夜ですかね
だって、あーさが!!!
ねえ!!!!
なんですか、あれは!??!??!!
生田先生!!!!!!
俺のために踊れだと、???
筆者も踊れることなら踊りたい!!(黙ろう、君じゃない←
あとはやっぱり大世界ですねえ
ラップやばい、、
これもマスクの中で口あんぐり状態。
前で踊ってる男役さんたちよりイケイケなきぃちゃん。
隠しきれない男前・真彩希帆を存分に楽しめる場面です。
凪さまをはじめとした、キャラバン隊には今回で退団する生徒さんたちが多く入っていますね。
A日程とB日程で違った演出もあるようなので、東京公演でチェックしたいと思います(チケまだなのに見る気満々
盗賊だいもんと宝石きぃちゃんが出会って自分たちの道を進み続けていく。
そして次期トップコンビ・さききわの2人のコンビネーションも感じられる。
今でも頭の中で流れておりますよ、、
シ〜ルクロ〜ド〜〜♪………
生徒さんピックアップ!
朝美絢さん。
すきです、!
やっとお会いできました。
劇場でお姿を拝見するのは東京ワンス以来。
3人で演じ分けているベートーヴェンに対して、あーさは1人でゲルハルトを演じています。
少年ベートーヴェンに対する優しく、若さ溢れるゲルハルトの好青年さといったらもうため息しか出ません。
伸び伸びと歌う姿も輝かしい。
ショーではターバンからチラッとみえる前髪にさえドキドキしてしまいます。。💓
口紅もいつもより赤く、表情も色気たっぷりなので危険です、、恋します、、してます、、、
野々花ひまりさん。
少年ベートーヴェン。見事でございました。
物語の中で1番最初にベートーヴェンが苦しむこととなった様子が描かれている重要な場面だと思います。
普段は綺麗な娘役さんですが、少年役もこんなにハマる方なんですね♪
日和春磨さん。
音楽隊の一人として目立っていた印象です。
とにかく踊る。
踊りまくる!!!
今回の筆者のオペラ泥棒でございます👀
皆さま、ぜひお見知りおきを。
彩海せらさん。
驚きの成長を見せてくれているあみちゃんの青年ベートーヴェン。
1個前の大劇場はあのドミニクを演じていたなんて信じられないほどの青年です。
NZMの頃にもその成長には驚きでしたが、これからもっと大人になっていくと思うと良い意味で怖いです、、
有栖妃華さん。
お芝居ではかわいい天使の役。
筆者が注目したのはショーの方です。
ソロパートもあり、エトワールも務めていらっしゃいました。
これからまだまだ伸びていってほしい娘役さんです!
夢白あやさん。
ようこそ雪組へ!
宙組公演のサパでは驚きの演じ分けを見せてくれた夢白ちゃん。
今回はかわいらしいお嬢様。組替え早々、トップさんを振る役、、笑
ショーではあーさと組んでることが多かったですね、これから絡みが増えていくのでしょうか。
注目ですね!
無事に卒業を迎えられますように。
無事に幕が上がった雪組公演。
日程で分かれますが、ワンス以来の全員集合での公演です。
そして、
だいもん
きぃちゃん
凪さま
茅桜さん
カリ様
まちくん
ゆめくん
まれくん
8名の皆さんが無事に卒業を迎えられることを祈っております。
今、幕が上がることに感謝して。
次回‼︎
理事長、版権ゲットありがとうございます!花組ナイワ観劇してきました!
を予定しています。
予定です、書けるといいね!(書きなさいよ←
#愛してるよ宝塚歌劇団
はし。
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日本物ショー初体験!月組さん観劇してきました!
この記事を読んでくれているそこのあなた!
おはようございます!こんにちは!こんばんは!
はしと申します‼︎
23回目の記事です。
お久しぶりでございま〜〜す!!!
2ヶ月ぶりになってしまいました、、
色々と忙しくてですね😅
久々の観劇がやっと!
月組さん!
IAFA以来なので1年ぶりでございました。
クリスマスも終わり、年の瀬。
観劇納めの感想いきますよ〜♪
さあ、本題へレッツゴー‼︎
日本物ショー初体験!!
さて、筆者、劇場で日本物ショーを見るのは初めてでした。
もう何がいいって、
チョンパ!!!!
これがチョンパか!!!!!
という感じでもう、開幕一瞬でテンションMAXなんですが????という感じでした。
もうね、消灯の仕方からすきです(そこかい←
徐々に暗くなっていき、真っ暗、何も見えない、これから何が起こるんだ状態のところに聞こえてくる…
ウェルカム…ウェルカム……
からの…………
チョン!
パッ!!!!!!!(まぶしっ‼︎
なあにこれ!??めちゃくちゃテンション上がりますけれども???????
もうチョンパだけでご飯3杯いけるぜ✨←
そして今回、劇場で拝見するのは初めての松本先生。
まさかお目にかかれる日が来るとは思っていなかったので、最後にチケットゲットできてよかったなと。
正直、日本舞踊の細かいことは分からないのですが、和の美しさとはこういうことなんだろうな、と感じました。
なんだか不思議な気持ちで双眼鏡を口元あたりまであげるんですけど、この空間、舞台も含めて見つめていたいと思い、固まってしまいました、、笑
続いて、圧巻の月の場面。
いやあ、もうこれも息を呑んでというか、呼吸ができないくらいでした。
いっし乱れぬ動き、流れるように変わっていくフォーメーション。
美しかった。すごかった。もうそれだけ。
そして、花の場面。
はい、筆者、騙されましたよ
普通に鏡あると思いましたよ笑
ああ鏡の演出ね、すきすき〜〜♪
とか思ってたら鏡側が違う動きして、えっ!??と思ってみたらおだちんじゃないの!!
筆者、騙されてた笑笑
1人で勝手に恥ずかしくなりました笑笑笑
あ、それかられーこさんの疫病退散の場面も、今の状況だからこそ、より意味のある場面ですよね
洋楽で日本舞踊を踊る宝塚独特の日本物ショー。
まとめると、とっても素敵でした!
これでもう2021年は初詣いらないですね!
2日にもNHKで放送されるみたいですしね〜^_^
アドリブ満載!楽しい楽しいピガール狂騒曲
2幕のお芝居。
ほんっっっっっとうに楽しかった!
毎日のようにTwitterでアドリブが流れてきていたので、どんなことしてくれるかなあと楽しみにしていましたが、もう正直どこがアドリブで、どこまでが本来の台詞が分からん!!
舞台上のあちこちで一人一人が細かくお芝居をされていて、それを全体を通してちゃんと見たいと思えるからこそ、芝居の月組と言われてるのかなあ〜なんて思ったりしました。
全体的にわちゃわちゃしていて(良い意味です)ロマンスコメディという感じですが、メッセージ性も込められているなと感じる物語。
シャルルの夢を見る姿は本当にピュアで少年のよう。
初日の公演がうまくいかず、死まで考えている姿を見て、直前までボリスしか見てなくてめちゃくちゃ笑ってしまってごめん、、となりました。
たまさまの女役、男役も全然違う。
特に女役、というか男装役。
普段の男役姿とは違うように感じて、しっかり"男装している女性"に見えました。
でもラストがどうも腑に落ちない。
ガブリエルはジャックを好きになったはず。
ジャックの兄である、声と顔がそっくりなヴィクトールが現れて、ジャックがジャンヌ=女性だと分かると、ヴィクトールと幸せに。
なんで??????
ジャックがすきなのでは????
男じゃないと分かれば、
同じ顔と声を持つ男性なら良いのか????
と、疑問に思ってしまいました、、
直前のマルセルの「女なのか、男なのか、一体どっちだー!!!」
という台詞に対しての、
どっちだって良いじゃない
って返すのはすごく素敵だなあと思ったのに、、。
結末は少し疑問が残るものとなりました、、。
そして、待ってました!濃厚ロケット!!
東京初日にだいぶ話題になっていたというか、もう衝撃が走っていましたよね笑
いやもう男役さんたち楽しそうで何より笑
筆者、個人的にうーちゃんのロケット姿が1番ズシっときました!大優勝でございます!!
そして大羽根が素敵ですね〜
色合いがよくて、敢えてれーこさんにピンクを、さくらちゃんに水色を、そしてたまさまに両方の色をつけているんでしょうね。
生徒さんピックアップ!
光月るうさん。
組長さん、すきですよ
るうさんのスチールだけ、1人でテンション高かったのでどーしたんだと思っていたらそういうことかと。
理解してすっきりしました。
きっとミシェルとシャルルは昔から良い関係を築いてきたコンビなのではないかなあと思います。
るうさんが1番、自由奔放にお芝居をしてらっしゃるように見えて、芝居の月組を引っ張っていってるんだなと感じました!
風間柚乃さん。
今回も大活躍。研究科7年生のおだちん。
もう弁護士の仕事ではない。笑
けれど、何事にも一生懸命でウィリーのために働くボリスなんだと思うと、なんだかちょっと愛らしいですよね!
ショーでも、れーこさんの鏡の精ということで本当に鏡の中にいるかのように、ぴったりと動きを合わせている。
まだまだこれからぐんぐん成長して、いろんな姿のおだちんが見れると良いなと思います。
蒼真せれんさん。
ジャックとヴィクトール役。
たまさまが出ているときのどちらかをやっている訳ですが、
あの子は一体誰なんだ!?
と調べたら蒼真せれんくんでした。
名前は知っていたのですが、認識したのはお初かな?
本当に動きや雰囲気がたまさまそっくりで、録音された台詞ともしっかり合っていましたね!
花妃舞音さん。
106期生、研1さん。
組配属後、初めての舞台ですね。
ロケットの最下位で
ハイッ‼︎うんっ‼︎とか言って、口が動いちゃってるあの子かわいいな、誰だろうなと、
これもまた後々調べたところ、花妃舞音さんでした。
まだまだこれからですからね、注目していきたいと思います♪
宝塚完全復活!
世界がこういった状況になり、宝塚の中で1番最初に幕を下ろしたのが月組さんでした。
そして、ようやく5組の中で最後に幕が上がりました。
月組さん公演再開により、完全復活ですね。
今、またなかなか厳しい状況になりつつありますが、異例の年またぎ公演。
千秋楽のその日までうまくいきますように。
無事に幕が降りることを祈って。
次回‼︎
いよいよだいきほ卒業公演開幕!〜歓喜に歌って卒業の道へ〜
を予定しています。
予定です、書けるといいね!(書きなさいよ←
#愛してるよ宝塚歌劇団
はし。
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